原木栽培の過程

1. 原木林
原木林とは、くぬぎなどが大きくなって(年齢で15歳くらい)、しいたけの栽培に使えるような木のことです。
2. 原木の伐採[11月中旬から11月下旬]
11月中旬頃から葉っぱが色づいて、落ち葉になるころクヌギの木を切りたおします。これを伐採するといいます。
3. 原木の玉切り[1月中旬から2月中旬]
伐採して約2ヶ月位たったら取り扱いやすいように1〜2mの長さに切り揃えます。これを「玉切り」といいます。湿気の少ないほだ場(椎茸が発生して採取する場所)は短く、多いほだ場は少し長くします。
4. 駒打ち(植菌) [1~3月]
玉切切った木(原木)に電気ドリルで一定間隔に植え穴を開け、しいたけ菌糸の入った種駒を植え付けます。これを駒打(植菌)といいます。種駒には低温菌(春出)と中温菌(秋春出)があります。
5. 伏せ込み [1~3月]
原木に接種した菌糸を伸びやすい環境にして、完熟ほだ木(菌糸が蔓延して、しいたけが発生するようになった原木)にする作業です。
風通しがよくて、日光が直接当たらないようクヌギ枝などをかけておきます。これを「かさ木」といいます。
伏せ込み期間は、変化する自然環境に応じて下草刈など行います。
6. ほだ場
伏せ込んで2年目の秋が訪れた時にしいたけの発生に適した場所にほだ木を移します。(林の中に入れます)この作業をほだ起しといいます。
原木はいいたけが発生するようになると、原木とは言わずに「ほだ木」といいます。
ほだ木がたくさん並べてある場所を「ほだ場」といいます。
7. 発生、採取
しいたけはおもに春と秋に発生します。
しいたけが適当な大きさになったら、しいたけの根元の部分をかるくねじるようにして採ります。
7. 乾燥
乾燥には、天日乾燥や、薪やレンタン等を使用する乾燥と機械を使った強制熱風乾燥があります。現在はほとんど乾燥機を使った強制熱風乾燥です。